妊娠7ヶ月(24〜27週)



妊娠したことがわかると、まず気になるのは赤ちゃんの性別ではないでしょうか。
男の子?女の子?
どちらでも可愛い赤ちゃんには違いありませんが、気になりますよね。

赤ちゃんの性別は妊娠した瞬間に決まります。しかし、はっきりと、目に見える形で赤ちゃんの性別がわかるようになるのは、妊娠七ヶ月頃(24〜27週)。
それでも妊娠7ヶ月頃になると、ママが見てもわかるくらい外性器がはっきりと写ることがあるのです。ただ、これは超音波検査を受けた時の赤ちゃんの体位にもよるので、赤ちゃんの体位などによってもっと早い時期に赤ちゃんの性別がはっきりすることもありますので、一概に「いつわかる」とは言えません。
赤ちゃんのための服や名前。男の子か女の子かで随分事情が変わってきてしまいますから、もし赤ちゃんの性別を早く知りたいと言うことでしたら、お医者さんに尋ねてみるのもよいかもしれません。もちろん生まれるまで楽しみにしている、と言うのも素敵だと思いますよ。

さて、この頃のお腹の中の赤ちゃんは身長(頭殿長)約35cm、体重約1000g程度です。すくすく大きくなっていますね。
この頃になると、今までの成長に比べて身長の伸びがそれほど見られなくなりますが、その代わり皮下脂肪がついてくるので、体つきがふっくらしてきます。
また全身に産毛が生え、皮膚も厚くなり、肌の色も以前より肌色に近くなってきます。しかし皮下脂肪が増え始めたばかりのこの時期は、まだ十分な状態ではなく、シワが多いでしょう。

脳も発達し、運動機能が充実してくるのもこの時期です。
今までもお腹の中で赤ちゃんが動いたのを感じたことはあったでしょうが、それは赤ちゃんが子宮壁にぶつかった時にはずみで回っていたのが大半でした。しかしこの頃になると、赤ちゃんが自分の意思で向きを変えたり、動いたりし始めます。
あわせて聴覚も発達するので、お母さんの心臓のトクン、トクン、と言う音も赤ちゃんに聞こえるようになるでしょう。
また子宮が大きくなり、妊娠が進むにつれ、外界の音を遮断していた腹壁も薄くなっていくので、お母さんの声などもさらによく聞こえるようになります。
まぶたは上下に分かれ、もうまばたきもできます。とは言え、この時期の赤ちゃんの目はまだ未熟で、明暗を認識するのがやっとですが、視覚も発達してきます。
なお、胎児の大きさに比べて羊水の量は多めです。

この頃になると赤ちゃんの顔立ちもわかるようになります。超音波の画像を見た時、赤ちゃんを正面から見ることができればどんな顔をしているのかわかるでしょう。
健診時には超音波写真をもらうこともできるので、お父さんと見てみたらいかがでしょう。あともう少し赤ちゃんがお母さんのお腹の中で成長したら本当に会えるようになりますから、それまでは写真で我慢。